自宅で本格的なサウナを楽しみたいと考える人が増える中、注目を集めているのが電気式サウナストーブです。
安全性と手軽さを両立した電気ストーブで、快適なサウナライフを始めたい方も多いのではないでしょうか。
この記事では、家庭用サウナにおすすめの電気ストーブの選び方を解説します。
ロウリュ対応のモデルや、100Vと200Vの電圧の違い、設置に必要な費用まで、購入前に知っておきたい情報を網羅的に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
「どのストーブを選べばいいか分からない…」という方へ。
家庭用・業務用それぞれの設置条件に合わせて、年200件以上のサウナ導入実績を持つサウナのプロが、最適なストーブをご提案します。
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電気サウナストーブの基礎知識|薪ストーブとの違いも解説

電気サウナストーブは、電気を熱源としてサウナ室を温める装置です。
薪やガスを燃料とするストーブと比較して、火を使わないため安全性が高く、煙や一酸化炭素中毒のリスクがないのが大きな特徴です。操作もスイッチ一つで簡単に行え、日々のメンテナンスも容易です。
国内外の多くのメーカーから販売されており、特にフィンランドのHarvia(ハルビア)は世界的に有名で、世界シェアNO.1です。
薪サウナストーブなどに比べても手軽に導入できることから、家庭用サウナの主流となっています。
操作が簡単で安全性が高い!電気サウナストーブの主なメリット
電気サウナストーブ最大のメリットは、その手軽さと安全性にあります。
薪ストーブのように薪をくべたり火加減を調整したりする必要がなく、スイッチやダイヤル、モデルによってはスマートフォンからでも簡単に温度やタイマーを設定できます。
火を使わないため、火災のリスクが極めて低く、煙やススが出ないため設置場所を選びません。
マンションや住宅密集地でも、近隣に気兼ねなくサウナを楽しめるのは大きな利点です。また、メンテナンスもサウナストーンの定期的な点検程度で済みます。
100V・200V(単相/三相)の違いと家庭用におすすめの電圧は?
電気サウナストーブには、主に家庭用コンセントと同じ100V対応モデルと、専用の電気工事が必要な200V対応モデルの2種類があります。
自宅で手軽に始めたい場合は100Vモデルが選択肢になりますが、出力が低いため、サウナ室の広さや断熱性によっては十分に温まらない可能性があります。
そのため、快適なサウナ環境を求めるなら、単相200Vのストーブがおすすめです。
より高出力な三相200Vは、主に大規模な業務用サウナで使用されるため、一般的な家庭用サウナでは単相200Vを選んでおけば問題ありません。
電気サウナストーブの出力や100V・200Vの違いは、文章だけだとイメージしづらい部分でもあります。以下の動画では、実際の機種や構成をもとにわかりやすく解説されているので、購入前の理解を深めたい方は参考にしてみてください。
自宅に最適な電気サウナストーブの選び方5つのポイント

自宅に最適な電気サウナストーブを選ぶためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。
サウナ室の広さに見合った出力を正しく計算することはもちろん、ガラス面の有無や屋外設置といった環境要因なども考慮しなければなりません。
ここでは、これらのポイントを一つずつ見ていきましょう。
【ポイント1】サウナ室の広さに合わせた出力(kW)の計算方法
サウナストーブの出力(kW)は、サウナ室を十分に温めるための最も重要な要素です。
一般的には「体積(㎥)=出力(kW)」が目安ですが、「(床面積㎡+体積㎥)÷2」で算出するとより現実的です。
例えば2m×2m×2mの空間では6kW以上が推奨されます。
弊社書籍『家庭用サウナの選び方』でも、ストーブ選びは最初に考えるべき重要なテーマとされており、出力不足は温度が上がらない・ロウリュが弱いといった問題につながります。
実際の導入でも、とくにバレルサウナの場合、約10%前後が「温まりにくい」と感じており、余裕を持った出力選定が失敗を防ぐポイントです。
【ポイント2】ガラス面の有無や屋外設置で必要な出力調整
サウナ室にガラス張りの面があったり、屋外に設置したりする場合は、熱が逃げやすくなるため、より高い出力のストーブを選ぶ必要があります。
ガラスは断熱性が低いため、ガラス面1㎡あたり、サウナ室の体積が1㎥増えたものとして計算します。
例えば、体積8㎥のサウナ室に1㎡のガラス面がある場合、9㎥として出力を計算します。
また、屋外設置の場合は外気温や風の影響を直接受けるため、さらに余裕を持った出力選定が重要です。
目安として「体積(㎥)=kW」以上の基準で選ぶことが推奨されており、適切な電気工事と合わせた検討が不可欠です。
【ポイント3】本格的な蒸気を楽しめるロウリュ対応かを確認
サウナの醍醐味である「ロウリュ」を楽しむには、ストーブが対応しているかの確認が必須です。
ロウリュとは、加熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させ、湿度と体感温度を高める方法で、本格的なサウナ体験に直結します。
実際に弊社の導入事例※でも、ロウリュ対応ストーブを導入した施設でも満足度の向上が評価されています。
一方で、非対応機種に水をかけると故障や漏電の危険があるため、必ず対応の有無を確認して選びましょう。
※参考:サウナの専門商社「広島県のサウナ施設にサウナストーブを導入させていただきました。」
【ポイント4】ダイヤル式からスマホ遠隔操作まで!操作方法の種類
電気サウナストーブの操作方法は、主に本体に付いたダイヤルで操作するタイプと、壁に取り付けたコントローラーで操作するタイプに分かれます。
ダイヤル式は構造がシンプルで直感的に操作できるのがメリットです。
一方、壁付けコントローラーはサウナ室の外から温度や時間の設定ができるため便利です。
近年ではさらに進化し、Wi-Fiに対応したモデルも登場しています。
専用のスマートフォンアプリを使えば、外出先からサウナの電源をONにしたり、温度を調整したりといった遠隔操作が可能になり、帰宅後すぐにサウナを楽しめます。
【ポイント5】国内での安全基準!PSE認証の有無を必ずチェック

一般社団法人日本品質保証機構より引用
日本国内で電気サウナストーブを安全に使用するためには、電気用品安全法(PSE)に適合していることが必須です。
PSEマークは、国が定めた安全基準を満たしていることを証明するもので、この認証がない製品は国内での販売が法律で禁止されています。
電気サウナストーブは電気用品安全法の中でも「特定電気用品」に分類されるため、上記の“菱形PSEマーク”が必須となります。
一部のECサイトなどでは、PSE未認証の海外製品が販売されていることがありますが、日本の電源電圧や安全基準に適合していない可能性があり、火災や感電のリスクが伴います。
安心してサウナを楽しむためにも、購入前には必ずPSE認証の有無を確認することが重要です。
電気サウナストーブの導入にかかる費用相場

電気サウナストーブを導入する際には、ストーブ本体の価格だけでなく、設置に伴う電気工事や配線工事の費用も考慮する必要があります。
これらの初期費用に加えて、継続的にかかるランニングコスト(電気代)も把握しておくことで、総合的な費用感を掴むことができます。
先に導入費用の目安をまとめると以下の通りになります。
| 項目 | 費用目安 | 内容 |
|---|---|---|
| サウナストーブ本体 | 約40万円〜 | 出力・メーカー・機能により変動 |
| 電気工事(200V化) | 約3万円〜 | 分電盤の回路追加・変更など |
| 配線工事 | 約10万円〜 | 分電盤から設置場所までの配線 |
| 送料 | 数万円程度 | サイズ・重量・地域によって変動 |
| 合計 | 約50万円〜 | 導入費用目安 |
以下では、それぞれの費用の相場について具体的に解説します。
電気サウナストーブ本体の価格目安は約40万円から
電気サウナストーブの本体価格は、メーカーや出力、機能によって異なりますが、一般的には約40万円からが目安です。
小型モデルは比較的安価なものもありますが、サウナ室に適した出力を選ぶことが重要です。
なお、実際の導入では本体価格だけでなく工事費を含めた総額で考える必要があります。
当社の導入実績では、本体(40万円~)+電気工事(3万円~)+配線工事(10万円~)で合計約50万円〜が一般的です。さらに別途送料がかかります。
200V工事や配線距離によって費用は変動するため、事前に総額で見積もりを確認しておきましょう。
本体以外に必要な電気工事・配線工事の費用
電気サウナストーブ、特に家庭用で推奨される200Vのモデルを設置するには、専用の電気回路を設ける工事が必須です。

この工事には、主に分電盤の200V化工事と、分電盤からサウナ設置場所までの配線工事が含まれます。
200V化工事の費用相場は約3万円から、配線工事は約10万円からが目安となります。
ただし、建物の構造や配線の距離によって費用は変動するため、事前に専門業者に見積もりを依頼することが重要です。
これらの工事費用は、ストーブ本体価格とは別に必要になることを覚えておきましょう。
1時間80円から!気になるランニングコスト
電気サウナストーブのランニングコストは、主に電気代です。
電気代はストーブの出力(kW)と使用時間、契約している電力会社の料金プランによって変動します。
一般的な家庭用モデルの場合、1時間あたりの電気代の目安は、小型(2〜4.5kW)で約80円〜140円、中型(6kW)で約180円前後、大型(9kW)になると約280円前後です。

家庭用の小規模なサウナであれば、1回の利用で数十円から100円台で済むケースが多いでしょう。
薪の購入や管理の手間を考えると、比較的ランニングコストは低いと言えます。
サウナ導入は決して安い買い物ではないため、事前に失敗事例を知っておくことも大切です。実際のトラブルや注意点をまとめた動画もあるので、不安な方はこちらも参考にしてみてください。
安全な設置に不可欠!電気工事のポイントと注意点

電気サウナストーブを安全に使用するためには、適切な電気工事が欠かせません。
消費電力が大きい機器であるため、家庭用コンセントにそのまま接続することはできず、専門的な知識と技術を持った業者による施工が必須です。
ここでは、ロウリュの正しい使い方から専用ブレーカーの設置、契約アンペアの確認、さらには屋外・屋内での配線処理まで、安全を確保するための重要なポイントと注意点を解説します。
漏電・故障リスクを防ぐロウリュの正しい使い方
ロウリュはサウナの醍醐味ですが、使い方を誤るとストーブの故障や漏電といった重大なトラブルを引き起こす可能性があります。
特に注意すべきなのは、ロウリュを行うタイミングです。
ストーブ本体やサウナストーンが十分に加熱されていない状態で大量の水をかけると、水が蒸発しきらずにヒーター部分にかかり、故障や漏電の原因となります。
ロウリュを行う際は、サウナ室の温度が十分に上がってから、柄杓で少量ずつサウナストーンにかけるようにしましょう。
正しい使い方を守ることが、安全で快適なサウナ体験につながります。
専用ブレーカーが必須!分電盤からの結線方法
電気サウナストーブは消費電力が非常に大きいため、家庭用コンセントから電源を取ることはできません。
安全に使用するためには、分電盤からサウナストーブ専用の独立した電気回路を引き込み、専用のブレーカーを設置する必要があります。

他の照明や家電製品と同じ回路を共有すると、回路が過負荷状態になってブレーカーが頻繁に落ちたり、電圧が不安定になったりして、ストーブの性能を十分に発揮できない原因へとつながります。
必ず有資格の電気工事業者に依頼し、単独回線で設計・施工してもらうことが大前提です。

ブレーカーが落ちる?契約アンペア容量の確認方法
サウナストーブの導入でよくあるトラブルが「ブレーカーが落ちる」問題です。
これは、家庭全体で同時に使用する電気の総量が、電力会社との契約アンペアを超えてしまうことで発生します。
重要なのは、ストーブ単体の消費アンペアだけでなく、他の家電と同時に使用した際の合計アンペアで考えることです。
例えば、4.5kWのストーブ(約22.5A)を使用中に、エアコン(約14〜20A)と電子レンジ(約15A)を同時に使うと合計で50Aを超えます。
この状態でドライヤー(約12A)を使えば、60A契約でもブレーカーが作動する可能性があるでしょう。
事前に自宅の契約アンペアを確認し、必要であれば契約容量の変更を検討してください。

【屋外設置】配線を保護管で覆い雨水から守る
屋外にサウナを設置する場合、電気配線の保護は特に重要です。
屋外に露出する配線は、紫外線や雨、湿気など過酷な環境に晒されるため、必ずPF管やVE管といった合成樹脂製の保護管で覆う必要があります。

これにより、配線の劣化や損傷を防ぎ、漏電やショートのリスクを大幅に低減できます。
また、温度制御などを行う制御盤は、サウナの背面などに防水・防塵仕様のウォールボックスを設置し、その中に収めることで雨水の侵入を確実に防ぎます。

安全性を確保するため、屋外での電気工事は経験豊富な専門業者に依頼することが不可欠です。
【屋内設置】配線モールで見栄えと安全性を両立させる
屋内にサウナを設置する場合でも、配線処理は安全性に直結する重要なポイントです。
サウナ設置場所まで200Vの専用配線を引く必要があり、電気工事は必ず資格を持った業者に依頼しましょう。

室内に這わせる配線がむき出しの状態だと、足を引っ掛けたり物をぶつけたりして断線するリスクがあります。
そのため、一般的には「配線モール」と呼ばれるカバーで保護する施工が行われます。

見た目をすっきり整えつつ、外部からのダメージを防ぎ、安全性を高めることができます。
【低価格・高機能】MUKU SAUNA STOVEの3つの特徴

数ある電気サウナストーブの中でも、コストパフォーマンスと使いやすさで注目を集めているのが「MUKU SAUNA STOVE」です。
シンプルな操作性と、確かな導入実績に裏打ちされた安心感が魅力です。ここでは、「MUKU SAUNA STOVE」が選ばれる3つの特徴について詳しく紹介します。
特徴①:PSE対応で国内最安レベルの価格帯を実現

「MUKU SAUNA STOVE」の最大の魅力は、その価格設定にあります。
日本国内で正規に販売される電気サウナストーブに必須のPSE認証を取得していながら、価格は198,000円(税別)からと、同等のPSE対応製品の中では最安レベルを実現しています。
安全性と信頼性を確保しつつ、初期費用を抑えて自宅サウナを導入したいと考える人にとって、非常に魅力的な選択肢です。
コストを抑えながらも、安心して使える高品質な製品を提供しています。
特徴②:ダイヤル式で誰でも直感的に操作できる

「MUKU SAUNA STOVE」は、誰でも簡単に操作できるシンプルなダイヤル式を採用しています。
複雑な設定は一切不要で、温度調整(30~110℃)と自動OFFタイマー(最大180分)の2つのダイヤルを回すだけで直感的に操作が完了します。
もちろん、サウナストーンに水をかけて蒸気を楽しむ本格的なロウリュにも対応しています。
デジタル操作が苦手な人でも迷うことなく使える、ユーザーフレンドリーな設計が特徴です。
特徴③:1年保証と100件以上の導入実績で安心

安心して長期間使用できるよう、「MUKU SAUNA STOVE」には1年間のメーカー保証が付いています。
万が一のトラブルや故障が発生した場合でも、迅速なサポートを受けられる体制が整っています。
すでに家庭用・業務用を合わせて100件以上の導入実績があり、多くのユーザーに選ばれている点は、大きなメリットです。
\PSE認証済み・高コスパ/
ダイヤル式で簡単操作|家庭用・業務用対応
電気サウナストーブに関するよくある質問

最後に、電気サウナストーブの導入を検討する際の、よくある質問についてお答えします。
家庭用コンセント(100V)で使える電気サウナストーブはありますか?
存在しますが、出力が低いためサウナ室が十分に温まらない可能性があります。
弊社では快適なサウナ体験のために、電気工事を行い200Vのストーブを設置することをおすすめしています。
電気ストーブの温度は最高で何度くらいまで上がりますか?
多くの電気ストーブは、加熱開始から1時間程度で100℃まで到達可能です。
実際の温度はサウナ室の断熱性や気密性、ストーブの出力に左右されます。適切な機種を選定し、サウナ室の性能を高めることが重要です。
購入前に自分で準備しておくべきことは何ですか?
設置場所の確保と、200V電源の有無の確認をしておきましょう。
特に電源については、分電盤の空き状況や契約アンペアを確認し、必要であれば電気工事業者に相談して専用回路の準備を進めておくとスムーズです。
なお、弊社では無料相談時にサウナ室の体積(広さ・高さ)が分かれば、最適なストーブ出力を算出し、設置環境に合わせた機種をご提案することが可能です。
「どの出力の電気サウナストーブを選べばいいかわからない」という方も、お気軽にご相談ください。
まとめ

電気サウナストーブを選ぶ際には、サウナ室の広さや設置環境を考慮した出力計算、ロウリュへの対応、そして国内の安全基準であるPSE認証の有無を確認することが重要です。
導入にはストーブ本体の価格に加え、200V電源を確保するための電気工事費用が必要となるため、総額で予算を計画することが求められます。
また、安全に使用するためには、専門業者による適切な結線工事が不可欠であり、家庭の契約アンペア容量も事前に確認しておく必要があります。
これらのポイントを押さえ、自宅に最適な一台を見つけてください。

